FOR ONE

一人で家を建てるのは、おかしい?

mai|二級建築士

2026/8/21

30代になって、ふとこれからの住まいについて考えることがあります。このまま賃貸で暮らすのか。そろそろマンションを買うのか。

ひとりで暮らしていると、そんな選択肢を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

でも私は、そこにもうひとつ、「自分のための戸建てを持つ」

という選択肢があってもいいと思っています。

ひとりの住まいに、なぜ戸建てが出てこないんだろう

住宅に関わっていると、戸建て住宅の多くは家族を前提につくられていると感じます。

夫婦と子ども。3LDKや4LDK。子ども部屋と寝室。広いLDK。

小さな平屋があっても、シニア世代の終の住処として提案されることが多い。

一方で、30代や40代のひとり暮らしの人に向けて、

「ひとりの暮らしに合う戸建て」

を提案する住宅は、まだあまり多くありません。

だから「一人で家を建てる」という選択肢そのものが、見えにくいのだと思います。

地方なら、戸建ても選択肢になっていい

都市部なら、マンションにもたくさんの選択肢があります。

でも地方では、希望するエリアや価格帯で探そうとしても、マンションそのものが少ないこともあります。

それなら、小さな土地に、自分に必要な大きさだけの家を建てる。

そんな選択肢があってもいい。

ひとりで戸建てを持つからといって、ファミリー向けの3LDKや4LDKをそのまま一人で使う必要はありません。

ひとりの暮らしから考えれば、家のつくり方そのものを変えられます。

一人暮らしだからこそ、必要な大きさから考える

何部屋必要か、ではなく、どう過ごしたいのか。何を大切にしたいのか。どんな場所にいると落ち着くのか。人を招くことはあるのか。これから、どんな暮らしをしたいのか。

そこから必要な場所や広さを考えていく。

そうすると、大きな家を持たなくても、自分の暮らしがきちんと満たされる家を考えることができます。

家を必要以上に大きくしなければ、建物だけでなく、土地も必要以上に大きくする必要はありません。

家を持つことが、その後の暮らしを苦しくしないこと。

それも、ひとりで家を考えるうえでは大切だと思っています。

戸建てが正解、という話ではありません

もちろん、すべての人に戸建てが合うとは思っていません。

賃貸が合う人もいる。マンションが合う人もいる。戸建てが合う人もいる。

大切なのは、「ひとりだから戸建てはない」と、最初から選択肢をひとつ消してしまわないこと。

賃貸、マンション、戸建て。

これからどう暮らしたいのかを考えたうえで、自分に合う住まいを選べたらいい。

ひとりのための家が、もっと普通にあっていい

私自身、ひとりで暮らす自分のために、「自分なら、どんな家に住みたいだろう」

と考えたことが、FOR ONEを考え始めるきっかけになりました。

ひとりで家を建てることが珍しいのではなく、ひとりのために考えられた家が、まだ少ない。私はそう感じています。

家族のための家があるように、ひとりで生きる人のための家も、もっと普通に選べるようになったらいい。

FOR ONEは、そんなところから始まっています。

\ まずは、自分で考えてみたい方へ /

3分でわかる|あなたは「個建て」向き?

20の質問に答えて、あなたの「個建て度」を見ていきます。

【無料/登録不要】

3分診断をしてみる