お金

単身女性でも住宅ローンは組める? 

mai|二級建築士

2026/8/21

ひとりで家を考え始めると、

「住宅ローンって、一人でも組めるの?」「いくらまで借りられるんだろう?」

ということが気になってきます。

住宅ローンには収入や年齢、ほかの借入れなどによる審査があり、条件は金融機関や商品によって異なります。

でも、私がそれ以上に大切だと思っているのは、

いくら借りられるかではなく、いくらなら無理なく暮らしていけるか。

ということです。

家を建てたあとも、人生は続く

家を建てたからといって、そのあとの人生が住宅ローンだけになるわけではありません。

旅行にも行きたい。趣味も楽しみたい。好きなものも買いたい。将来のために、貯蓄や投資も続けたい。

家は暮らしを豊かにするために持つものなのに、住宅ローンの返済で毎日の暮らしが苦しくなってしまったら、少し違う気がします。

だから私は、

「借りられる額」と「暮らせる額」は違うと考えています。

住宅ローンを組む前に、これからどんな暮らしをしたいのか。

家以外に、どんなことにお金を使いたいのか。

そこまで含めたライフプランから、家にかけられる金額を考えることが大切です。

1坪の違いも、積み重なると大きい

家づくりをしていると、

「あと1坪くらい広くしてもいいかな」

と思うことがあります。

でも、たとえば建築費を坪80万円と仮定すれば、1坪小さくするだけでも約80万円の差になります。

2坪なら約160万円。3坪なら約240万円。

もちろん実際の建築費は、仕様や建物の形などによって変わるので、単純に坪数だけで決まるものではありません。

それでも、

「なんとなく広くする」ことにも、お金がかかる。

ということは意識しておきたいと思っています。

土地も、大きければいいわけではない

同じことは土地にも言えます。

たとえば土地が坪30万円の地域なら、

30坪の土地と50坪の土地では、20坪の差。

単純計算では、土地代だけで600万円の差になります。

ひとりの小さな平屋なら、必ずしも大きな土地を持つ必要はありません。

建物を必要な大きさにすることで、土地も必要以上に大きくしなくていい。

家を小さくすることは、建物だけでなく、土地を含めた総額を考えることにもつながります。

小さいことは、お財布にもやさしい

FOR ONEが小さな家を考えるのは、単に「安い家をつくりたい」からではありません。

必要のない部屋をつくらない。なんとなく広くしない。土地も必要以上に持たない。

そうすることで、住宅ローンの借入額そのものを抑えられる可能性があります。

毎月の返済負担が少し軽くなれば、その分を旅行に使ってもいい。趣味に使ってもいい。投資や貯蓄に回してもいい。

家にすべてを使わず、人生のほかの楽しみにもお金を残しておく。

それも、小さな家の大きなメリットだと思います。

ローンを組むのは決断。でも、家はパートナーでもある

住宅ローンを組むことは、ひとりであっても、家族であっても、大きな決断です。

だから怖さがあって当然だと思います。

でもその一方で、家はこれから何十年も、疲れて帰ってきたときに休む場所になり、安心して眠る場所になり、好きな時間を過ごす場所になります。

家は、ただ返済していく「ローン」ではなく、これからの暮らしを一緒につくっていくパートナーでもあります。

だからこそ、背伸びをして大きな家を持つのではなく、

自分の暮らしにも、お財布にもフィットする家を選びたい。

借りられる額より、暮らせる額。

住宅ローンでいくら借りられるのかは、もちろん大切です。

でも、家を建てた先にあるのは、住宅ローンではなく、自分の暮らしです。

家を持ったあとも、旅行をして、好きなことをして、将来にも備えていける。

そんな暮らしを守れる金額から、家の大きさや土地、予算を考えていく。

借りられる額より、暮らせる額。

FOR ONEでは、家を建てることだけではなく、その先の暮らしまで一緒に考えたいと思っています。

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